高橋克実主演ドラマ「デジタル・タトゥー」もうすぐ放送開始です。
あらすじと、みどころを解説します。
瀬戸康史、唐田えりか、伊武雅刀が共演ですね。
デジタル・タトゥーに苦しむ人々と向き合い、救いだす姿を描くサスペンス、とても面白そうです!!
目次
高橋克実主演ドラマ「デジタル・タトゥー」もうすぐ放送開始!?
NHK総合では、5月18日(土)より高橋克実主演のドラマ「デジタル・タトゥー」(夜9:00-9:50)が放送されることが分かった。
本作は、元東京地検特捜部検事の岩井(高橋)と、20代の人気ユーチューバー・タイガ(瀬戸康史)がバディーを組み、“デジタル・タトゥー”に苦しむ人々を救い出していくサスペンス。
高橋との共演には、瀬戸、唐田えりか、伊武雅刀が決定している。
脚本は、連続テレビ小説「純情きらり」(2006年、NHK総合ほか)や、「黄昏流星群」(2018年、フジテレビ系)などで知られる、浅野妙子が務める。
“ヤメ検弁護士”がネットの悪意と戦う!
岩井は、追いかけていた疑獄事件が政治家秘書の自殺によって幕を引かれ、失意の中で検事を退職した“ヤメ検弁護士”。
そんな岩井の元へ、動画サイトで荒稼ぎをするユーチューバーのタイガが訪れてくる。
ある動画をきっかけに炎上し、何者かに駅のホームで突き飛ばされたというタイガは、殺害予告を出した人物の特定を岩井に依頼。
岩井が捜査を進めていくと、タイガが疑獄事件の首謀者として追いかけていた政治家の息子だということが判明する。
ネットには疎い“アナログ人間”である岩井が、タイガの真意を探りながら、インターネットの中に潜んだ“悪意”との戦いに挑む。
テレビジョン
”デジタルタトゥー” という言葉とは?
ネットに刻まれた“悪意”は、刺青(タトゥー)のようにいつまでも消えない…!
インターネット上での誹謗(ひぼう)中傷や個人情報の拡散に苦しむ人が後を絶たない。
他人に知られたくないプライバシーを暴かれ、人格を否定される苦しみ。
過去の違法行為がいつまでもネット上にさらされつづけ、セカンドチャンスを得られない絶望。
匿名性に隠れた“悪意”はネット空間にいつまでも残り、消えることがない。
ネットに刻み込まれた傷を刺青(タトゥー)にたとえ、“デジタル・タトゥー”と言う。
digital tattooは、一旦インターネット上で公開された書き込みや個人情報などが、一度拡散してしまうと、完全に削除するのが不可能であることを、「入れ墨(タトゥー)を完全に消すことが不可能」であることに例えた比喩表現だ。
2013年のTEDカンファレンスにおいて、メキシコ出身の研究者で、生物科学関連の投資ファンドの役員であるフアン・エンリケスが行なった講演の中で言及され、注目を集めるようになった。
ウィキペディア より
高橋克実主演ドラマ「デジタル・タトゥー」もうすぐ放送開始!?そのあらすじと見どころは?
このドラマは、インターネットには全く疎い50代「ヤメ検弁護士」と、動画サイトで荒稼ぎする20代ユーチューバーがバディーを組み、デジタル・タトゥーに苦しむ人々と向き合い、救いだす姿を描くサスペンスである。
「デジタル・タトゥー」あらすじ
岩井堅太郎は元東京地検特捜部検事。
追いかけていた疑獄事件が政治家秘書の自殺によって幕を引かれ、失意のなか検事を退職、弁護士となった。
ある日、タイガという若者が岩井の元を訪れる。タイガは年に数千万稼ぐ人気ユーチューバーだが、ある動画をキッカケに炎上、何者かに駅のホームで突き飛ばされたと言うのだ。
殺害予告を出した者の特定を依頼された岩井が捜査を始めると、タイガは疑獄事件の首謀として追いかけていた政治家、伊藤秀光の息子であることが判明する。タイガの狙いは何なのか…?命を狙われているというのは本当か…? 疑念を抱えながら、アナログ人間・岩井のネットとの格闘が始まる…。
NHK ドラマ より
★脚本は、連続テレビ小説「純情きらり」(2006年、NHK総合ほか)や、「黄昏流星群」(2018年、フジテレビ系)などで知られる、浅野妙子さんのコメント。
恋愛の全く絡まないドラマを初めて書きました。
さらに言えば、弁護士もの、バディーもの、一話完結のお仕事もの、そして、NHKの土曜ドラマも初めてです。
五十半ばを過ぎ、脚本家としてのキャリアも二十年を越えますが、そんな初めてづくしのチャレンジでした。
「作 浅野妙子」のテロップが恥ずかしいくらい、演出の梶原さんはじめ、橋爪さん、制作統括の海辺さん、皆さんに助けて頂きました。
皆さんの愛あるダメだしと豊かなアイデア出しなしには、なりたたなかった作品です。
そして、高橋克実さんの滋味溢れる演技、瀬戸康史さんのシャープで的確な演技、さらにハイブローな演出もあって、なんとかお茶の間に出せるものに仕上がったと思っています。
「デジタル・タトゥー」とは、昨今のネット社会で、一度流れた悪評や小さな罪が、いつまでも消えずに残ってしまうことを言います。
姑根性で他人の失敗をいつまでも許さない人、モラルをふりかざして他人を攻撃する人、賤しいまでの不寛容さが、ネットには溢れています。
そして、そんな世間の批判を恐れて、みんなが空気を読んで小さくなっている。この窮屈な世の中で、どう生きていけばいいのか。
腹をくくって堂々と生きていくことはできないのか。そんな思いをドラマに込めました。是非、ご覧ください。
NHK ドラマ より
★制作統括のことば…海辺潔
色々と失敗をし、恥もかきながら生きてきました。
それでも何とかやって来られたのは、都合よく記憶を書き換えたり忘れたりできる脳の働きのおかげだと思います。もし過去の失敗や恥ずかしい思いがいつまでも薄れなかったら…。
インターネットは膨大な情報を与えてくれる一方で、いつまでも記憶が生々しく残るという、失敗しがちな人間にとっては耐えられない事態を生み出しました。
失敗をせずに完璧に生きるか、ネットとは無縁な世界で生きるか。NHK ドラマより
その両方が無理な私には、「デジタル・タトゥー」は他人事ではありません。
わが身に起きても不思議ではない危機として、このドラマを見ていただけたら幸いです。
まとめ
ネット検索でヒットした”デジタルタトゥー”という言葉 と このドラマ。
とても気になりますね。
一旦インターネット上で公開された書き込みや個人情報などが、一度拡散してしまうと、完全に削除するのが不可能であることの重大さ、今の10代や20代の子たちはわかっていないかもしれない。
そういった危ないことに警鐘を鳴らしてくれるドラマなのではないでしょうか?
放送たのしみだ。
HIGE13でした。