こんにちはHIGE13です。
櫻井弘さんの書籍”大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート”をレビューしていきます。
社会人として、大人としてのモノの言い方とは、論理的に話すことだったり、きちんと物事を説明できることと思う方も多いと思います。
これらもとても重要なことですが、と同時に大切なこと、それは相手の感情に気を配ることです。
「さりげない気配り」「恥をかかせない表現」「思いやりを込めた言葉」を相手に使うことができる人、それが”大人”なのではないでしょうか?
「大人のモノの言い方」とはどんなものか見ていきましょう。
言い方ひとつで、相手の印象ががらりと変わりますよ。
目次
印象が変わるモノの言い方とは?
ズバリ。”大人のモノの言い方”の極意は、「気配り」「相手に恥をかかせないこと」です。
仕事の後輩に、「※※の件、先方に言ってもらえましたー?」と声をかけられたとき、どう感じますか? 一瞬 ”は?”となるかもしれませんね。
この時、もし「少しお時間いいですか?」「いま時間大丈夫ですか?」など、一言添えられていたら、、かなり印象が変わると思います。
これを”マジックフレーズ”と呼んでいて、話しかける時、一言添えるだけで、相手の印象がぐっと良くなる「大人のモノの言い方」の代表例です。
これは使える! 万能マジックフレーズ。ベスト20。
一言加えるだけで、魔法のように相手の印象をよくするマジックフレーズ。すぐに使える20のフレーズを覚えて、ワンランク上のコミュニケーションを取ろう!
1 恐縮ですが、、、 一方的な言い方とは逆に、相手を尊重する意向を示して言う。
2 失礼ですが、、、 ものを尋ねるとき、唐突な印象を与えないために。
3 差し支えなければ、、 メルアドを聞く、相手の意向を確認し、尊重している表現。大人の言い回し。
4 お世話になります。 メールを見たか確認したいときいきなり「みてもらえました?」ではなく、まずお世話になります。と挟むのが大人の対応。
5 お忙しい中、、相手に配慮した詫びる言葉。
6 お手数ですが、、 忙しい時間を割いていただくので。
7 勝手申しますが、、 難しいお願いをするときのマジックフレーズ。
8 今、よろしいですか? いそがしそうにしている上司に話しかける時など、気遣いが伝わるので、聞く姿勢になってくれます。
9 お許しください。 失敗やミスしたとき言い訳せずに謝罪する。相手に言われる前に、自分から積極的に謝罪しましょう。
10 申し訳ありませんが、、 これもマジックフレーズ。人に対して依頼するときは、これを多用するのがポイント。
11 恐れ入ります。 相手に好印象を与える言葉、相手に敬意を伝えるのは大人のマナー。
12 是非とも。 是非ともという表現に推薦者のきもちが表れている。推薦する側に熱意がなければ相手の気持ちを動かせない。
13 ありがとうございます。 何かしていただいたとき、すぐに実行することy、感想の報告を忘れずに。
14 言葉が足りず、、 説明不足で相手に負担をかけてしまったとき、謝罪のマジックフレーズ。
15 お気遣い、、 お礼、謝罪のどちらも使える言葉。
16 念のため、、 重要なことを確認し念押しや、再確認につかう。慎重で、丁寧な印象を与えることができる。
17 ご納得いただけましたでしょうか? ~いただけませんか?では、否定が前提の雰囲気与えてしまう。
18 あいにくですが、、 断る時の大人の言い回し。
19 おかげさまで、、 日頃お世話になっている相手の自尊心を守る言葉。
20 なるほど。 会話で、相手の言葉をうけて返すことが重要。タイミングよく使う。
という20のマジックフレーズどうでしょう。さっとつかえそうですか?
大人のモノの言い方 テクニック。
次は、マジックフレーズと合わせて覚えたいテクニックを一部紹介します。
普段の生活でついつい言ってしまいがちな「損する言い方」をより伝わりやすい「大人の言い方」にかえる方法です。
●相手に気に入られる言い方にする。
相手に気に入られる言い方の基本は、「肯定する」「認める」「受け入れる」の3つです。
「肯定する」は、すごい!や、面白い!など相手が喜ぶ肯定的な意見をいう。「認める」は認識の意味。相手を肯定的に認識しましょう。「受け入れる」は、自分とは、違う意見でも一度受け入れてから、意見をしっかり言うことです。
例えば、”そんなんですね、、”ではなく ”それはすごいですね!” ただあいづちを打つだけでなく、素直に肯定の言葉を添える。
”いわれてみれば”ではなく”そこには気づきませんでした” 相手の意見に敬意を払い、その着想をほめる。 といった感じです。
●相手が動きたくなる言い方に」する
お金や、命令ではなく、言葉で相手を動かすためには「説得」が必要。相手がしぶしぶ動くようでは説得できていません。説得させられていることを気付かせづにする説得方法。
”~してもらえます?ではなく”あなたならどうしますか?” ストレートに頼むのではなく、相手の自由意志に任せる方法。
”~してもらえます?”を”~したら、きっと●●さん喜ぶでしょうね。”結果を示すとイメージがふくらむので要求が通りやすい。
●キチンと伝える
「伝える」のではなく「伝わる」ことが重要。ちゃんと伝わっているか質問をしてみればわかります。質問とは、「質を問う」ということ、相手の理解の「質」を問うて見ましょう。
”わかりましたよね?”を”ご不明な点はありませんか?”と変えて相手がわかっていると決めつけずに、理解できているか確認しましょう。
●共感を得る言い方にする。
立場は人それぞれ、自分が正しいと思いこまない。
列に割り込んできた若い女性に、並んでいたおじさんが、「急いでいるだねぇ」と優しく声をかけると、女性は「あっすいません」とれつを並び直しました。その女性は列があることがわからなかったのです。相手の立場や気持ちを察して相手に会った言い方をすることも大事なことです。
”それはあなたのミスではないですよ”を”私だったら同じようにしていますよ!”と想定外の状況になってしまった相手に共感を得る言い方をするのが最適です。
といった具合に、マジックフレーズとテクニックを駆使しして、大人の言い回しをマスターしていきましょう。
まとめ
僕自身もこのようなビジネスマナーを使えているフレーズはいくつかありましたが、こんな時これを使えばよいのかという言い方、勉強になりました。
「こんなときは?」と思った時、必要なシーンごとに、このフレーズとわかりやすく書かれているのでとても参考になると思います。
次回その❷、ビジネスでのメールのやり取りのポイント、シーンごとの言い回しを紹介します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。