こんにちは髭13です。
書籍、『お金-ウラの裏の世界』よりお金にまつわる色々な社会のウラの裏の話を紹介してきいます。その職業に就いている人々には常識である事でも、知っていないと”そうなのか”と言う事だらけ。 どんな裏のウラなのか見てみましょう。今回は、「意外な仕事」の「意外な収入」 気になる懐具合は?です。
目次
警官の懐具合 出世できなくても退職金は「1000万円」単位なの!?
警察官はくいっぱぐれのない公務員です。警察学校に通う間から給料がもらえ、ボーナスだってある。
学校に通う1年間で、ゆうに100万円以上は貯金できるという噂だ。
卒業後は、年齢給で、昇給していき、出世できずに交番のおまわりさんで終わったとしても、定年退職時には、1000万円単位の退職金が手に入る。
しかも、福利厚生はまさしく完璧で、一般人にとってもっとも悩ましい家賃に頭を痛める心配はない。
官舎、独身寮、家族寮が完備しており、格安の家賃で60分以内に出所できる場所に住むことができる。
普通のサラリーマンなら、スーツやシャツに結構な金がかかるが、制服組の警察官には、靴、靴下、シャツに至るまで支給され、出勤用にスーツが欲しいと思えば、指定業者からお安く購入できる。服に限らず眼鏡や文具、食品と有地あらゆる日用品が市場の2~3割引きで買える。
これだけの生活保障が行われていながら、警察官の金銭にまつわる不祥事は少なくない。
職業柄、ストレスがたまって、つい道を誤ることもあるだろうが、それ以上に、給料までも管理された生活が、一部の警察官を精神的に追い詰めているのかもしれない。
警察では、不祥事を防ぐためもあり、きんせんを含めて個人的な生活がかなり管理されています。
職員を対象とする金融機関があって、給料はすべてその口座に振り込まれる。そのため、大きな金額をひきだした途端、上司に「あんな金額なんにつかったの?」と尋ねられたりする。
日本一の福利厚生とはいえ、お金の使い道まで監視される生活ってどうなんでしょうねぇ。
外交職員の懐具合 ナ、ナント給料を使わずに、生活ができる!?
外務省では、近年、お金をめぐる不祥事が続いてきた。
外交機密費横領事件や裏金プール問題などだ。
それでなくても、外交官の懐具合は、ごくごく普通のケースですら、常識はずれの驚くべき実態となっている。
なにしろ、大使館、公館に赴任すれば、まじめに働かないほど、お金がたまっていくシステムになっているようだ。
通常、海外赴任する外交官には、特命全権大使から3等書記官までいるが、特命大使の年収は、約3000万円、参事官で、約2000万円、一等書記官で、約1800万円、三等書記官でも、約1500万円なのだそう。
そして、たいていの場合、これらの給料はそのまま銀行口座に残っていく。というには、外交官には、給料のほかに、在勤手当、住宅手当、奥さんがいれば、配偶者手当、子供がいれば、子女教育手当などが付く。さらに現地企業や、日経企業からの接待も少なくない。給料に手を付けなくても手当で生活も可能なのだ。
特に、物価の安い東南アジアやアフリカ、南米では、生活費自体がそれほどかからない。そのため給料はてつかずのままたまっていく。
では、そういう人たちが仕事をしているのかというと、その実態を知っている多くのひとは、「NO」と言うはずである。
だいたい英語もろくに話せない人もいるし、独自の言葉を話す国では、情報収集活動もままならない。そうゆうケースに備えて、日本語を話せる現地人を補助員に雇い、情報収入は現地スタッフまかせ、自分が働き回らなくても給料は振り込まれ続けていくのである。
税理士の懐具合 「顧問をしている海会社」の業績が悪い場合は?
税理士のセンセイたちも、不景気の波をモロにかぶる。
バブル全盛期、多くの企業や個人と顧問契約を結び、それでも押し寄せる依頼に顧問料が安いと、「忙しいから」とことわっていたセンセイたち。
しかし今では、顧問料を半額以下に値下げられたり、支払いが滞ったり、一方的に「おタクさんは高いから」と解約されたり、懐具合はいたってよくない。
税理士の顧問料に明確な規定がないことが、不況続きの今、税理士の首を絞める要因になっているのかもしれない。
企業の場合、経営が傾いても、原材料費を値切ったり、支払わないという企業はあまりない。それは、企業にとって命とりんいなるからだ。また、追徴金が怖いから税金もきちんと払う。
ところが、税理士事務所への顧問料となると、滞納してもしばらくは仕事をしてもらえると、タカをくくっている経営者もいる。
税理士側からすると、経営が持ち直す可能性もあるから、顧問料が途絶えてもすぐに、仕事を中断することはないだろう。
また、税理士は顧問先の帳簿をとおして会社の内情を知り尽くしているだけに人情からいっても厳しく取り立てることもできない。
逆にいうと、企業にとっては、経営の苦しさを改めて説明する必要がないことも支払いを遅らせる原因となる。企業から頼りにされる反面、意外にそっけなくされるのが、税理士という商売のようだ。
風俗嬢の懐具合 ソープ、ヘルス、ピンサロ、「1本」当たりの稼ぎは?!
一口に風俗嬢といっても、ソープランドからファッション・ヘルス、ピンサロなどいろんな職種があります。
その給与体系は、ソープ、ヘルスの場合は、出来高払い。客が、店に支払った料金の6割前後が、風俗嬢たちの取り分になる。収入は、指名の数、抜いた客の数に比例するわけだ。これに最低保証が組み合わされる店が多くなっている。
一方、ピンサロでは、指名数に応じて、一定の保証金がでるのがふつうである。最低ランクでも、一日、15000円程度で、指名の多い人気の子は、23000円くらい保証金が支払われる。
しかしその分客が払った料金からの取り分(歩合給分)は、ソープや、ヘルスに比べると少なくなる。
さて、風俗嬢たちが1本抜いていくらになるかだが、ソープ、ヘルス、ピンサロで働く風俗嬢たちの収入客で割ったところ、やはり最も高かったのは、ソープ嬢の24000円。次いでヘルス嬢の6300円。そしてピンサロ嬢の2900円ということになった。
やっぱり、1本抜くのに要する時間、サービスの濃厚度が値段に反映しているんです!!
まとめ
4つの職業ピックアップしてみてみました。懐具合参考になったでしょうか。外交官は、なんておいしい職業なんだと思いつつかんたんになれる職業ではないんですよね。職種によって変わる懐事情色々見てみると発見があるかもです。次回をお楽しみに。