最近はいろんな仕事やサービスがありますが、
突如はじまった謎のサービス「レンタルなんもしない人」
なんだこれ、なんだこのサービスは?
「レンタルさんなにもしない人」 って。。人々が必要とする理由は?
目次
レンタルさんなにもしない人「なんもしない僕を貸し出します」とは?
パーカーにリュック、そしてトレードマークの青いキャップという出で立ちがアイコン化している“レンタルなんもしない人”。
そのサービスは交通費と飲食代だけ支払えば「1人で入りにくいお店への同行」「愚痴をただ聞いてほしい」「離婚届の提出を見届ける」など、「ただ1人分の人間の存在だけが必要なシーン」にいてくれる、というもの。
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本も出版されています。
『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』(晶文社)は、
そうしたサービスを利用する依頼者との交流で見えてきた物語を描いている。
「ただそこに人がいてくれること」を必要とする現代の情景は愉快なものから、シリアスなものまで、圧倒的に多様。
ときにおかしく、ときに寂しく、でも、どこか心が温まる不思議なノンフィクション。
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■なんもできかねます。
本稿は、そんな“レンタルなんもしない人”に殺到している依頼に同行した、同著の編集者による観察日記です。
2018年6月2日、Twitterに次のようなツイートが唐突に流れ、謎のサービスが始まった。
■【4月16日:書店まわりでもなんもしない】
今日は、書店の店頭に本が入荷される日。そこを狙い、レンタルさんと都内の大型書店をまわってご挨拶がてら「なんもしない」をすることに。担当編集としては、その場で購入されレンタルさんに気づいた方だけにはサインするくらいのイメージで、そのほかはなんもさせないもの、と考えていた。
しかし、最初のお店について、店員さんのアテンドでエレベーターに乗り、事務室のようなところに入っていくと……そこには『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』が数十冊、積み上げられていた。
「え、サインしてもらうなんて聞いてないですよ!」、「なんもしない人になんかさせられないでしょう!?」と店員さんと同行していた弊社の営業部に食ってかかる。
彼らの視線は冷たく「お前は編集者なのに、本を売りたくないのか」「普通、著者はサインをするもんだ。してもらえるようにお前も頼め」(通常サイン本は返品ができないため、サイン本を置いてくれるということは書店側の多大な厚意でもある)と訴えかけてきているのがありありと感じられる。
しかし、ここでサインをさせてしまっては、すべてのコンセプトが崩れてしまう。
「……レンタルさん、どうしますか……?」 ということで、
出た結論がこちら(この日、巡った各書店さま、ご理解いただきありがとうございました……)。
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“書店の方から「サインをしてほしい」とこの状態を用意されていたけど「これはなんかしてる感じがするので」と断ってしまった。サインしてもらえなかったのは東京堂書店さん始まって以来のことらしい”(4月16日、レンタルさんのtwitterを引用)
■【4月24日:看取ってください】
書店の店員さんたちがこぞって奮起してくれたおかげもあり、ありがたいことに売れ行きがが好調だったため、早々に第3刷を決めた。
そんな中、今日は文化放送にて『大竹まこと ゴールデンラジオ』へのレンタルさん出演に同行している。同番組はかなり書籍(出版文化)に寄り添ってくれている貴重な番組で、事前に出演者(著者)の作品を読み込んだうえで、愛のあるツッコミやコメントを寄せてくれるため、いちリスナーとしても信頼度が高い。
ふとレンタルさんを見ると、心なしかいつもより表情が硬い。さりげなく話をふってみると、「もともと、将来の夢として、お笑いの道も選択肢にあったから、プロのお笑いをやっている人たちに会うと緊張する」とのこと。それは競ってしまうから? と聞いたところ「そうではなく、リスペクトしているので」と。
緊張していても、そうでなくても、時間になれば本番が来る。それが生放送だ。スタジオに入ってしまえば、トークを切り開いていくよりほかはない(とはいえ、「簡単な受け答え」に終始するが)。
案の定、大竹さんはレンタルさんを気遣いつつ、鋭いツッコミを展開し、この日のパートナーの壇蜜さんはそれらをフォローしつつ話を広げてくれる。そしてレンタルさんは短い言葉ながらも的確に返答し、いま思っていること、感じていることを伝えていく。やはりラジオはいい。
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すると終盤、壇蜜さんが突然こう切り出した。
「あの、未来の依頼ってできるんですか?
全員が「未来?」と息をのんだところで、
「私、看取ってほしいんです。一人だから。大丈夫ですかね」
レンタルさんの返答は「日にちが確定していたら大丈夫です」(亡くなるまでの間の衣食住の提供があれば、とも返事していた)。
これでレンタルさんのサービスは(少なくとも)「壇蜜さんの看取り」が完了するまで続くことになった。壇蜜さん、くれぐれも健康で長生きしてほしい……。一方で、レンタルさんは壇蜜さんに「なんかレンタルさんは長生きしそう」と言われていた。
◆ ◆ ◆
というように、なぜかそこにいるだけで、何かしらの出来事が巻き起こってしまうレンタルさん。彼には不思議な魅力があるように思える。
依頼が100個あったら100通りの「必要とする理由」がそこにある。そして「なにもしない」という選択肢だけが、それらの理由とささやかな要望をかなえてくれるのではないだろうか。
このサービスが知れ渡り、「自分だったらどのような依頼をするだろうか」と、みんながふと立ち止まってちょっと考えてみること自体が、社会を見えない部分で揺り動かす力になっていくような気がする。
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レンタルさんなにもしない人「なんもしない僕を貸し出します」Twitterでの行動記録を見てみる。
レンタルさんのTwitterはコチラ
レンタルさんなにもしない人「なんもしない僕を貸し出します」の炎上とは?
その炎上劇は、
”レンタルなんにもしない人とかプロ奢(おご)ラレヤーって男性だからだと思うんだ”
というツイートが発端で、このツイートに対しレンタルなんもしない人さんが突然引用RTをして噛み付き攻撃する。
そこから第三者が参戦してのレスバトルへと発展してしまう。
その詳しいツイートバトルは、コチラの記事へ。すごいことになっていました。
レンタルなんもしない人さんが炎上、該当ツイートを全て削除した数日後、再び自ら着火させ皆がざわつく事態に【自ら燃やしていくスタイル】【地雷原でタップダンス】
男性であるから出来ている(=”男性なら誰でも出来る”意はない)サンプルに対し、同じことを女性がするには犯罪などのリスクが高すぎるため難しい(=”女性は誰しも出来ない”意はない)と言ってるだけ
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ただ世の中って男性が思うよりずっと女性ってだけで反応が変わってしまう
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女性はリスクが高いので、レンタル氏のような活動は難しい。男性だからこそできることである」 これが議論からはズレてるけど正直かなり一理ある
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仮に暇でも世間体とか考えると普通はできないし、奥さんと子供もいてするなんて正気の沙汰じゃない。
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まとめ
レンタルなんもしない人さんの騒動の件
・エゴサして誤読して引用ツイートで晒し上げた
・相手に対して理解できないと言いながら、そんな姿勢への理解を求めた
・彼を温和な人だと思っていた人たちは、荒いことばと態度に驚いた
・聡明(だと思われていた)人からの攻撃で、インパクトが大きかった
とまとめられていました。
女の子が同じことしたら どんな危険があるかっていう話だったのですが、
自体は思わぬ方向に進んでいってしまいました。
この件で、レンタルさんの人となりが露呈してしまったようですね。
深くて面白いサービスだとニュースに取り上げられたりしていましたが、
本当にこのサービスを必要としている人はいます。しかし、
Twitterの炎上の件で賛否分かれてしまいましたね。
レンタルさんの今後の活動に注目してみたいと思います。
HIGE13でした。
面白く読ませていただきました。私は「団塊世代の我楽多(がらくた)帳」(https:skawa68.com)というブログの
2019/10/2付けで「レンタルなんもしない人」の記事投稿
しています。つたない記事ですが、もし、ご参考にしていただければ幸いです。
コメントありがとうございます。
ブログ拝見させて頂きました!
レンタルさん興味深い人ですよね。